開放式冷却塔(VXT / VTL / S3000 / S1500)
開放式冷却塔は、コンデンサー水や工業プロセスからの熱を除去するための、実績のある費用効果の高いソリューションを提供します。
運転中、凝縮水やプロセス水は冷却塔の伝熱面上を直接流れます。塔内に空気が導入されると、水の一部が蒸発し、残りの水が冷却されます。
製品一覧
VXT型開放式冷却塔

- 高い熱交換性能によるコンパクトな設置スペース
- 騒音対策、凍結対策、白煙対策などのオプションが豊富
- 公称能力※1:65~6,014 kW
- 最大流量※2: 17,240 L/min
- カウンターフロー(向流式)// 遠心ファン // 押込通風
- ※1:公称能力の温度条件は、冷却水入口温度37℃、冷却水出口温度 32℃、外気湿球温度27℃となります。(冷却水流量2.866L/min/kW)
- ※2:公称能力での、最大流量を表します。
VTL型開放式冷却塔

- 高さに制限がある場合、従来より大幅に低い塔体高さが効果的
- 騒音対策、凍結対策、白煙対策などのオプションが豊富
- 公称能力※1:82~1,345 kW
- 最大流量※2:3,860 L/min
- カウンターフロー(向流式)// 遠心ファン // 押込通風
- ※1:公称能力の温度条件は、冷却水入口温度37℃、冷却水出口温度 32℃、外気湿球温度27℃となります。(冷却水流量2.866L/min/kW)
- ※2:公称能力での、最大流量を表します。
Series3000型開放式冷却塔

Series3000型開放式冷却塔は、BACの最高効率と確固たる信頼性で業界をリードしています。また、すべての主要部品に簡単にアクセスできるオープンな内部構造と、メンテナンスが実質不要なオプションのENDURADRIVE®ファンシステムにより、メンテナンスも簡単です。最高効率(XE)モデルは、エネルギーと運転コストをさらに削減します。そのうえ、第三者機関による厳格な性能試験であるCTI認証を受けており、100%の性能を保証します。
- 高さに制限がある場合、従来より大幅に低い塔体高さが効果的
- 騒音対策、凍結対策、白煙対策などのオプションが豊富
- 公称能力※1:927~6,074 kW
- 最大流量※2:17,400 L/min
- クロスフロー (直交流式)// 軸流ファン // 誘引通風
- ※1:公称能力の温度条件は、冷却水入口温度37℃、冷却水出口温度 32℃、外気湿球温度27℃となります。(冷却水流量2.866L/min/kW)
- ※2:公称能力での、最大流量を表します。
Series1500型開放式冷却塔

Series1500型開放式冷却塔は、片側吸気口の設計により狭いスペースにも設置できるため、低メンテナンスとレイアウトの柔軟性が求められる用途に最適なソリューションです。また、エネルギーコストとメンテナンスコストも最も低く抑えられています。ユニット内部からすべての主要コンポーネントに簡単にアクセスできます。最高効率(XE)モデルは、ユニットのエネルギーと運転コストをさらに削減します。さらに、第三者機関による厳格な性能試験であるCTI認証を受けており、100%の性能を保証します。
- 高さに制限がある場合、従来より大幅に低い塔体高さが効果的
- 騒音対策、凍結対策、白煙対策などのオプションが豊富
- 公称能力※1:570~3,780 kW
- 最大流量※2:10,830 L/min
- クロスフロー (直交流式)// 軸流ファン // 誘引通風
- ※1:公称能力の温度条件は、冷却水入口温度37℃、冷却水出口温度 32℃、外気湿球温度27℃となります。(冷却水流量2.866L/min/kW)
- ※2:公称能力での、最大流量を表します。
開放式冷却塔の特長
開放式冷却塔の運転原理
塩化ビニル製の充填材に被冷却流体を散布することにより、被冷却流体は充填材に沿って下部の水槽に落下します。さらに、空気を送風機にて強制的に充填材の間隙を通過させることにより、一部の被冷却流体が蒸発します。この蒸発する際の蒸発潜熱(気化熱)を利用し、被冷却流体の熱を大気中へ放出させることにより被冷却流体を冷却します。充填材の間隙を通過した空気に含まれる水滴は、エリミネータにて空気より分離されるため、冷却塔外に飛散する水を最小限に抑えています。

VXT型

Series 3000型
製品の特徴

VXT型開放式冷却塔
Series1500型開放式冷却塔は、片側吸気口の設計により狭いスペースにも設置できるため、低メンテナンスとレイアウトの柔軟性が求められる用途に最適なソリューションです。また、エネルギーコストとメンテナンスコストも最も低く抑えられています。ユニット内部からすべての主要コンポーネントに簡単にアクセスできます。最高効率(XE)モデルは、ユニットのエネルギーと運転コストをさらに削減します。

Series 3000型開放式冷却塔
軸流ファンによる誘引通風方式であり、軸流ファン、ファンモータなどの可動部品や散水槽などに簡単にアクセスできるため、メンテナンスも容易に行えます。Series 3000型開放式冷却塔は、主にデータセンター、生産やエネルギー供給などを行う各種大型プラントなどに使用されています。また、軸流ファンの採用により、省エネルギー性に非常に優れ、静音性にも優れているため騒音対策や配置スペース対策などに最適です。
開放式冷却塔の構造

VTX型開放式冷却塔
- 1.散水装置
- 2.BACount(ベイカウント)充填材
- 3.外板
- 4.エリミネータ
- 5.丸型点検口
- 6.ストレーナ
- 7.ファンモータ
- 8.Vベルト式駆動装置
- 9.ファンシャフト
- 10.ファン軸受
- 11.遠心ファン
- 12.ファンガード
- 13.補給水ボールタップ

Series 3000型開放式冷却塔
- 1.散水装置
- 2.BACross(ベイクロス)充填材(エリミネータ一体型)
- 3.外板
- 4.エリミネータ一( BACross(ベイクロス)充填材一体型)
- 5.ヒンジ付き点検口
- 6.ストレーナ
- 7.ファンモータ
- 8.Vベルト式駆動装置
- 9.ファンシャフト
- 10.ファン軸受
- 11.軸流ファン
- 12.ファンガード
- 13.補給水ボールタップ