内融式氷蓄熱
内融式氷蓄熱装置は、オフィス、学校、病院、ショッピングモール、その他の建物の冷却に最適な、コスト効率が高く信頼性の高いオプションです。オフピーク時にプロセス液の温度を低くすることで、エネルギー消費と温室効果ガスの排出を削減します。
製品一覧
内融式アイスチラー®氷蓄熱ユニット

- スタティック型アイスオンコイル方式
- 低コストでシンプルな氷蓄熱システムの構築
- ピークカット運転に対応
内融式アイスチラー®氷蓄熱コイル

- スタティック型アイスオンコイル方式
- 設置スペースに応じてコイルの設計・製作が可能
- 鋼管、ステンレス鋼管製コイル製作
現場組立型アイスチラー®氷蓄熱コイル

- スタティック型アイスオンコイル方式
- 外融式、内融式で選択可能
- 600mm径のマンホールから部材を搬入して組立
- 冷水槽の氷蓄熱槽への改修、地下ピットの有効活用に最適
FRP製アイスチラー®氷蓄熱槽

- スタティック型アイスオンコイル方式
- 外融式、内融式で選択可能
- アイスチラーと冷凍機をセットしてシステム化
内融式氷蓄熱の特長
運転がシンプルな内融式氷蓄熱

製氷運転
ブライン冷凍機で冷却された約-5°Cのブラインをポンプにて氷蓄熱コイル内に送り、氷蓄熱コイル廻りに氷を製氷させます。製氷量を計測している水位計が、設定値になったらブライン冷凍機を停止させ、製氷運転を終了します。
融解運転
負荷側で冷却の仕事を終え温まったブラインをポンプにて氷蓄熱コイル内に送り、氷蓄熱コイル管壁を通して管外の氷に熱を伝えることにより氷蓄熱コイル内のブラインが冷やされ再び負荷側へ送られます。このため、氷は氷蓄熱コイル外表面(氷の内側)より融解します。
製品の特徴

融解運転時は、5°C以下の低温ブラインを安定して供給することができるため、ピーク時間調整運転等の急速融解を伴う大負荷への追従性に優れています。一般空調システムや工場空調用はもちろん地域冷房、大温度差送水システム、低温冷風システム、ピーク時間調整運転などに最適です。
内融式アイスチラー®氷蓄熱ユニットの構造

- 1.内融式アイスチラー®氷蓄熱コイル
- 2.接続管
- 3.水槽
- 4.断熱材
- 5.外部パネル
- 6.水位計
- 7.カバー
- 8.エアポンプおよびエア分配管